リマスター版として発表された『ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリース クロニクルズ』に、『ファイナルファンタジーVII』のクラウドとエアリスが再び登場することが確認された。FFファンにとっては懐かしくも嬉しいこの情報だが、さらに注目すべきは、リメイク版FF7で実際に声を担当した英語版声優が出演する点にある。
クラウドとエアリスの登場が明言された経緯
スクウェア・エニックスが2025年9月30日に発売を予定している『ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリース クロニクルズ』。この作品には、オリジナル版でクラウドがゲスト参戦していたことでも話題になっていた。
そして今回のリマスターでは、「クラシック版」と「エンハンスド版」の2モードが収録されていることが判明。うちエンハンスド版にはFF7リメイクの英語版声優によるボイス収録があるという。
これは、英語版の発表内容において、クラウドとエアリスのボイスキャストが明記されていたことにより明らかになった。
関係者の反応とシリーズファンの感慨
Final Fantasy Tactics is one of my favorite FF titles. I still remember the excitement when Cloud appeared in the original version. It’s an amazing game, so please show it some love!
— 浜口直樹 / FFVII REMAKE is coming to Switch2 (@nhamaguc) June 5, 2025
この投稿を行ったのは、『FF7リメイク』シリーズの浜口直樹ディレクターだ。自身のポストでも、「クラウドがFFTに登場したときの衝撃」を振り返り、リマスター版にも大きな期待を寄せている様子がうかがえる。
ボイス登場はエンハンスド版限定か?
クラウドはオリジナルFFTでは異世界から転送されてきた設定で、専用ジョブ「ソルジャー」として登場。エアリスはプレイアブルではなかったが、“花売り”として街中に登場しており、今回も同様のポジションになる可能性が高い。
ただし、日本版の公式情報では、クラウド・エアリスのボイス収録に関しては触れられておらず、櫻井孝宏(クラウド)や坂本真綾(エアリス)といった日本語版声優の出演は現時点で未発表となっている。
サービス利用者・業界への影響
本作には、PS初代版・PSP版・スマホ版と複数のバージョンが存在し、過去には『FF12』のバルフレアがゲスト出演したケースもある。今回のリマスター版が初代版をベースにしているとすれば、バルフレアが登場しない可能性もある一方で、イヴァリース世界の統合展開が進んでいる点を考慮すれば、新たなサプライズキャラが登場する余地も残されている。
特に、FF7からのキャラクター出演が「声付き」で実装されることは、過去作プレイヤーにも新規プレイヤーにも訴求力が高く、クロスオーバー戦略の一環としても効果的だ。
SNS・ユーザーの反応
- 「クラウドもエアリスも出るの確定きた!声付きってマジで激アツ」
- 「FFTで櫻井&坂本ボイス聞けたら泣く」
- 「花売りさんがしゃべる世界線、ついに実現してしまうのか」
- 「浜口さんのポストが熱すぎて思わず予約した」
- 「エンハンスド版が本命やろこれ、クラシックも懐かしいけど」
今後の展開と期待・懸念
今回のクラウド&エアリスの登場により、リマスター版『FFT』は単なる復刻作品ではなく、“FFユニバースの交差点”としての色合いを強めてきた。これがシリーズ横断的な展開の布石になるのか、あるいは今作限りの特別演出なのか――その行方にも注目が集まる。
また、現時点では日本語版のキャストに関する公式発表はないものの、仮に櫻井孝宏氏や坂本真綾氏が再登板するのであれば、国内ファンからの反応はさらに過熱するだろう。今後の続報で、国内向けにも正式な声優情報が明かされることを期待したい。
一方で、過去作とのバランスやファンサービスの方向性に対しては慎重な声も一部存在している。「懐かしさと新しさの融合」がどこまで成立するかは、発売後の評価に委ねられるだろう。
はたして、“イヴァリースの世界”に舞い戻ったクラウドとエアリスがどんな存在感を見せてくれるのか。あなたはこのクロスオーバー、どう受け止めますか?
管理人
出典URL:https://jp.ign.com/final-fantasy-tactics-the-ivalice-chronicles/79693/news/ff7



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