人気格闘ゲーム「ストリートファイター6」において、待望の新キャラクター「エレナ」の実装と共に、各キャラのバランス調整が発表された。特にケンや舞といった上位使用率キャラの弱体化が話題となっており、プレイヤー間では早くも賛否が飛び交っている。
スト6、最新アプデでバランス大幅調整 ケンや舞に下方修正
カプコンは6月4日、PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Steam向けに提供中の「ストリートファイター6」にて、最新アップデートのパッチノートを公開した。
当該パッチ「202506 Ver.」は、同日11時から18時まで予定されたメンテナンス後に適用され、目玉である新キャラクター「エレナ」の追加と、全キャラにわたる調整が実施される。
特に注目を集めているのはケンの「迅雷脚」および舞の「花蝶扇」「立ち大K」などへの下方修正である。
公式の見解・調整意図
今回の調整について、開発チームは次のようにコメントを発表している。
「特定キャラクターにおける技性能が、他キャラと比較して優位性が高く、対戦環境のバランスを損ねる要因となっていたため、今回の調整を実施しました。ゲーム全体の健全な競技性を保つ目的です。」
ケン「迅雷脚」の修正内容
ガード時の中迅雷脚に対して、防御側の攻撃が届きやすくなるよう調整。さらに弱K派生はカウンターヒット時の効果が「ダウン」に変更され、ドライブゲージの減少量も軽減された。
舞「花蝶扇」などの調整
花蝶扇は、飛び道具との相殺判定の拡大ややられ判定の拡大が行われた。また、パリィ時のドライブゲージ増加量の上昇など、技のリスク・リターンが見直されている。
ユーザー・配信者・コミュニティの反応
アップデート発表直後から、SNS上では賛否両論の声があがっている。特にケン使い、舞使いの反応はヒートアップ中だ。
- 「ケン、また弱くなったのか…そろそろメイン変えるか悩む」
- 「エレナ来たのは嬉しいけど、舞のナーフはちょっとやりすぎじゃね?」
- 「ガードから反撃されやすくなったってことは、読み合いが激化しそう」
- 「公式の調整センスは悪くないけど、毎回メインキャラが巻き込まれるのキツい」
- 「これで大会環境もまたガラッと変わりそう。プロの対応に注目だな」
今後の展開と注目ポイント
今回のアップデートにより、プロシーンを含む対戦環境全体のメタが大きく変化することは間違いない。特に新キャラ「エレナ」の性能次第では、ランクマッチでの使用率や大会出場キャラにも影響が出ると見られている。
また、公式が調整の方向性として「読み合いの強化」「安易な連携の抑制」を掲げていることから、今後もより多角的なバランス取りが続くことが予想される。
次回以降のアップデートでは、現在控えているDLCキャラの発表や、新モード追加の可能性にも注目が集まる。
ライター:管理人


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